富士と伊豆

作品は、上空から見た「富士と伊豆」の立体絵画です。
伊豆半島は伊豆諸島の１つの島でしたが、マントルの活動でフィリピン海プレートが移動し、60万年前頃に本州とぶつかり半島となりました。富士山はその頃から造山運動を始めて、10万年前から小富士が噴火活動を開始し、少しずつ裾野を広げていきました。現在の活動は1万年前と云われて、その後も500年毎に噴火を繰り返し現在の高さにまで隆起しました。このように富士と伊豆は地理的に関連性があります。
作品は、造山運動で伊豆が富士を押し上げた眺望です。上空からで遠方の伊豆半島は水平線上にいびつに見えてます。右の海岸線には三保半島が突き出てます。作品は雪に覆われた富士が高く隆起しているような立体像にして、富士と伊豆を際立つ色にしました。
富士と伊豆の絵画を飾れば、気持ちが雄大になり、マントルのエネルギーを貰える、という事です。

工法は、耐久性に優れた樹脂粘土を材料に整形した、立体絵画のクレイ絵画。表面は粘着剤とワックスマットを重ね塗りして、表面保護加工を施してます。タイルの様に硬くなめらかですが、多少凹凸をつけてます。
樹脂粘土の材料費削減と軽量化、循環型社会の為に、立体樹脂粘土の芯の部分を電気店廃材の硬質発泡スチロールでリサイクルして作りました。
立体奥行9cm、縦横30×40cm、重さ約1kg。作は山川工房の山川善作（裏にサイン）。
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