包括歯科臨床Ⅱ　顎口腔機能の診断と回復

Chapter1機能障害の診断学

形態と機能の診断
二段階の診断̶病態の診断と補綴治療計画のための診断
病態の連鎖／治癒の連鎖

Chapter2力と炎症のコントロール

「力のコントロール」の前に
力のコントロールと「治癒のかたち」
かかりつけ歯科に求められる顎口腔機能障害への対応

Chapter3力を読む

口腔周囲筋のアンバランス
伵合に大きな影響を与える態癖
「力＝機能を読む」ための目で診るサイン


Chapter4機能の診査
口腔機能異常の診査は発見的問題解決
機能異常を形態から読み解く
機能の「見える化」

Chapter5咀嚼運動と伵合面形態

伵合器上に再現される下顎の動きと咀嚼運動
　臨床的限界運動と咀嚼運動の違い
　咀嚼運動時の後方の干渉
異常のリスクとなる伵合面の加齢変化
からだは動かなければ緊張する
　病因論としての咀嚼運動を知る

Chapter6全身のなかの下顎位
　全身姿勢のなかの下顎位
　上顎骨の偏位，変形
　下顎頭および関節突起の変化
下顎位の評価

Chapter7崩壊と治癒のパターン
「壊れていく」道筋
「治癒」への道筋
崩壊の予知と手当

Chapter8ストマトロジーにおける個体差の診断

　個体差を理解するための骨格（S），筋肉（M），咀嚼（C）
骨格型（S）＋筋肉型（M）＋咀嚼（チューイング）型（C）による
症型の分類

Chapter9機能異常と臨床診断


生理学的咬合学の考え方で，生体のかたちを元に戻す

Chapter10元に戻すスプリント療法と形態再付与
10-1個体差・個人差を踏まえた治療計画
「診断用スプリント」と「元に戻す」スプリント
形態再付与


Chapter11元に戻す修復的歯牙移動

修復的歯牙移動に用いる装置
修復処置で，生体のかたちを元に戻す

Chapter12補綴的な伵合の回復
̶生理学的伵合と補綴学的伵合の整合性̶
補綴治療のための前提
伵合面形態を学んできた道筋


Chapter…