Nikon AiS 25-50 mm f4新同品

マウント···ニコンFマウント系

フルサイズ対応···フルサイズ対応可
焦点距離(ワイド側)···18mm～70mm未満
焦点距離(テレ側)···35mm～50mm未満
開放F値···3.5～4.0未満

このレンズはAiSレンズで、当時は高性能レンズと評価され、定価110000万円でした。当時のカメラレンズ白書(千葉大学工学部での性能テスト)が最も客観的で信頼のできるデータでしたが、そこには、このレンズはどのzoom領域でも画質が7以上と良く、単焦点並の性能を有することから、写真でご覧のように高評価でした。通常は粗悪レンズ、組み立て不良レンズとか、画像が流れるとか、相当キツイ評価がされるのが普通だったからです。

このレンズの価格が高いのはNikonの自信作で、F値一定なこともあり、ストロボ使用が楽な点もあり、主に報道用に開発されたものと思います。この価格なら当時Nikon単焦点レンズ2本は買える価格だったからです。とくにピント合わせは1/4回転と俊敏に目測でピント合わせ出来る点も報道用を意識したものと思います。加えて、当時のNikonはライカのレンジファインダーで超広角レンズでの目測ピント合わせを意識して本レンズが開発されたものと思います。しかし、高額なこともあり一般アマチュアカメラマンには見向きもされなかったのです。

当時は、高性能ゆえ、レンズ交換不要なこともあり、このzoomレンズを2本買い、一本は良く使い既に処分しましたが、もう一本が防湿庫の奥から出て来ました。元箱は見つかりませんでしたが、このレンズは予備に買ったもので殆ど新品に近いと思います。レンズはチリ、ホコリ、カビなどなく非常に綺麗です。因みに、当時コンタックのディスタゴン25mmも使っていましたが、Nikonのこのzoomレンズは実用では優っていました。

このレンズをNikonD3に装着し、撮影しました。最後の写真です。無修正、未加工の原板のままです。オートフォーカスよりも、1/4回転なので目測で距離リングを合わせると、広角レンズ側では非常に便利です。

報道で使用された故に、中古品ではジャンク品に近いものが多いと思いますが、本品は新品同様です。

多忙なため値引交渉不可です。