Phlannèl ツイードガウンコート　定価12万

Phlannèl
WoolTweedShawlCollarGownCoat
サイズ:3(着丈約86cm、身幅約59cm、肩幅約48cm、袖丈約53cm)

定価:121000円

シンプルなショールカラーガウンコート。一見シンプルなデザインですが、袖を通した時の存在感に私はグッと心を掴まれました。その理由としては、シャトル織機でゆっくり織られている柔らかな素材を肌で感じたせいか、それともこの絶妙なシルエットバランスなのか、ヴィンテージの様な見た目からなのか、と様々な魅力を感じられる奥の深いコートだと感じます。また、ホームスパンは元々寒さが厳しい地域の農民や漁師の防寒具として織られ、糸と糸のバランスを慎重に調節し、非常に複雑な織り作業が行われているので保温力にも大変優れた素材になっております。


岩手県にある『日本ホームスパン』社で織られているツイード素材。
ホームスパンとは手紡ぎによる、主に太めの粗糸などを使った手織り物を指しイギリスでスタートしたと言われております。
明治時代に日本に技術が伝えられ、湿度が低く、放牧が可能な土地がある岩手などの農家で普及したとされています。
その伝統技法を受け継ぎながら現代のニーズに合わせてものを制作しているのが日本ホームスパン社です。
このツイードは、ラムウールとラムスラブを組み合わせシャトル織機で生産されております。
生産効率を度外視し、回転数を通常の半分以下で落とす事で糸にテンションをかけず、ゆったりと織り進めていることで手織りの風合いに最も近づいていきます。
機械織りとはいえ、機械を動かす技術も当然の如く必要。
微妙な加減は熟練の職人による動かす技術によって織られているため、その職人の腕や技が良い生地感になるかが肝となってきます。
仕上げはニット用のタンブラーで生地を丸洗いすることで、ふっくらとした膨らみがありながら、滑らかで柔らかな風合いへと仕上っています。
デザインは出来るだけ生地の表情が全面的にでるように、不要なディテールを削ぎ落としたショールカラーのカーディガンジャケットになっております。

A.PRESSE
ATON
auralee
batoner
comoli
NEAT
nonnative
yaeca
herill
maatee\u0026sons
niceness
marni
unused