雑誌『工藝』80号　李朝陶画

柳宗悦が1931年から1951年の間に発行した雑誌『工藝』の第80号です。


雑誌『工藝』は日本民藝協会の機関誌で、思想家柳宗悦を中心に昭和6年1月に創刊され、昭和26年の120号をもって終刊しました。
柳らが新しく見出した工芸品が次々と特集され、型染・織物・漆絵・版画など多彩な工芸手法で装幀されました。また、中の用紙は厳選された各地の手漉き和紙を使用し、さらに小間絵（挿絵）も芹沢銈介をはじめ民藝運動の同人たちが担当しました。

【目次】
工藝の性質：柳宗悦
序
要旨
一　どんな品物を拵えるか
二　どんな材料で作るか
三　どんな道具を使うか
四　どんな技術を有つか
五　どんな創造を示すか
六　どんな状態で働くか
祓
本号の挿絵：柳
雑録
柳
本号が遅れたのでまとめて出すことにしてその一冊は自分が担当した由。
会員募集
日本民藝館・特別展・河井寛次郎氏作陶磁個展・染物類及び型紙・其の他三室陳列替
新着案内・益子佐久間藤太郎氏製作陶器・益子田中耕氏製作陶器・関西ニュース・特許セピアインク
香墨紙筆・法帳其他・西欧工藝・鳩居堂
李朝陶磁図譜・編輯柳宗悦・日本民藝協会
美の国と民藝」
芹澤銈介氏案特製「工藝」の帙・申込所・日本民藝協会

装幀：鈴木繁男
小間絵：芹沢銈介
表紙：駿州朝比奈
用紙：野州鳥山


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