綿麻シャツワンピース　天然灰汁発酵建て絞り藍染め

カラー···ブルー
袖丈···半袖
季節感···春、夏、秋
柄・デザイン···その他　　　　　　　　　　　　　　　　　　ご覧頂きありがとうございます。

肌触りの良い綿麻のシャツワンピースを濃紺の絞り藍染めにしました。

シャツワンピースですので、羽織って頂いて長い期間着て頂けると思います。

ミシン糸は綿ではないようで、天然の染料では染まらず白く残っていますが、手染めの良さと受け止めて頂ければ幸いです。

ご家庭で洗濯して頂けますが、漂白剤の入っていない中性洗剤でネットに入れてのお洗濯をお願い致します。

また濡れたままの放置や、濡れたものとの摩擦もお控え下さい。

誠実に対応させて頂きたいと思いますので、ご質問などごさいましたらコメントをお願い致します。

サイズ着丈113cm（肩から裾まで）
袖丈　18.5cm
身頃54.5cm（両脇の幅）

タデ科の植物を100日間発酵させた蒅と、広葉樹の灰の上澄み液と日本酒などを使用し、化学的なものを一切使わずに染色したワンピースです。

現在使用されている染料はほとんどが合成染料ですが、世界にはたくさんの植物由来の染料があります。
その中で日本の蒅（すくも）は、染料の元になるまでの発酵期間が100日と長く、その代表的な産地である徳島県でも生産者さんは数件に減っています。

蒅による染色方法は他の植物を高温で煮出すような染料とは異なり、蒅と灰の上澄み液を毎日攪拌し、栄養となる日本酒などを与えながら夏であれば常温で10日程度、蒅の中の色素を還元していく稀な染色方法です。

この染色方法で染めた布には、紫外線を防ぐ効果や、防臭、抗菌作用があり、柔らかで優しい色合いにはリラックス効果もあると言われています。

また、美しい色をくれた染め終わりの液は化学薬品を使っていませんので廃液とはならず、蒅に含まれる微生物のおかげで、小さな我が家の菜園に撒けばカエルやカマキリの寝床になり、季節ごとの野菜の実りを助けてくれます。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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