坂口恭平　画集『God is Paper』2017年　初版第1刷発行

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躁鬱病の僕が死にたくなる度に、
目の前に紙があることで、
そこに書く（描く）ことで何とか生きていける。

真っ白くて平たい紙が
なにか崖の途中にある突起物に思えてならない。
紙に感謝、かみさま。　

ー坂口恭平
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タイトルの『GodisPaper』は、著者が発した
この言葉から生まれたものだそう。

出版される前は確か
SNSで日々投稿されていたと記憶しています。

日々、驚異的なペースで生み出され続ける作品群を
当時リアルタイムで眺めながら
ただやる、続けることの先にある成長と
やり続けることでしか積み重ならない何かが確実にあるのだと
振り返れば、強く勇気づけられていたと感じます。

あらゆる概念にとらわれることなく
自己を救い、生きるために
一枚一枚積み重ねてきた日々が詰まった一冊。

ボリュームに反して軽やかな手触りと重さ。
ごくシンプルで上質な紙と印刷がほどこされているのも
造り手のこだわりと想いを感じられます。



著者：坂口恭平

発行元：ISIPRESS/イシプレス
刊行年：2017年
フォーマット：ハードカバー
ページ数：272ページ
サイズ：およそ縦298×横227×厚み28mm

その他、注意事項：
※中古品ということをご理解の上ご検討ください。
※素人、自宅保管のためご理解お願いします。
※神経質の方はご遠慮ください。